買い設定と売り設定の同時運用は有効か！？　利益獲得の仕組みを解説！

為替相場は、上昇と下落を繰り返しながら動いていきます。

ＦＸ取引では「安く買って高く売る」、もしくは「高く売って安く買う」ことで利益を出せますが、買い設定のトラッキングトレードと売り設定のトラッキングトレードを同時に運用した場合、どうなるのでしょうか？

同時運用の有効性と注意点について解説いたします。

まずは、買い設定と売り設定のそれぞれの動きを見てみましょう

●買い設定の動き

相場が下落しているときは、一定の間隔（ポジション間隔）でポジションが増えていきます（含み損が増えます）。

相場が上昇しているときは、一定の間隔（ポジション間隔）で利益確定を行います（ポジションは減少し、含み損も減ります）。

●売り設定の動き

相場が下落しているときは、一定の間隔（ポジション間隔）で利益確定を行います（ポジションは減少し、含み損も減ります）。

相場が上昇しているときは、一定の間隔（ポジション間隔）でポジションが増えていきます（含み損が増えます）。

このように、上昇しているときは、買い設定で保有したポジションで利益確定。
下落しているときは売り設定で保有したポジションで利益確定が行われていますので、値動きのすべてが、収益チャンスとなっていることがわかります。

同時運用はどのくらい利益を出せる！？

上昇しても下落しても収益のチャンスがある買い売り同時運用は、自動売買において効率的に収益を獲得する方法として、有効であることが分かったと思います。

実際、この方法をメインに第11回から実践をしているチャーティスト先生は、第11回～第15回のバトルにおいて80％の勝率、利益率では103.05％（＋3,091,500円）という実績を残しています。

【過去の実績についてはコチラ】

ちなみに、トラッキングトレードで同じ通貨ペアの買い売り同時運用の場合、必要となる資金は片側分あれば運用できる点も、資金効率の面においてメリットでもあります。

同時運用に死角はないのか！？　その注意点とは？

だた、この手法において、注意しておかなければならない点があります。

●買い設定か売り設定に、必ず含み損を抱える

売り買い同時運用は、両方向のポジションを保有するため、相場状況に関係なくどちらか一方に必ず含み損が発生した状態となります。

運用停止時は、含み損を多く抱えた買いもしくは売り方向いずれかのポジションを保有することになります。
そのため、同時運用をする場合は、買い設定と売り設定の運用を停止するタイミングと、停止した後に残ったポジションを決済するタイミングが重要となります。

●最終的にトータルプラスを狙うためには？

停止後に残ったポジションの含み損や決済損があったとしても、最終的に運用中に獲得した利益と合わせてトータルでプラスとなれば、運用は成功といえます。

今回のバトルでチャーティスト先生は、ユーロ円の買い売り同時運用を実践中です。
運用開始時点で、停止するタイミングや停止後に残ったポジションを決済するタイミングについてもあらかじめ戦略を立てていますので、チャーティスト先生の個人ページでご覧ください。

また、戦略に変更があった場合も、随時ツイッターでお知らせしていますので、ぜひフォローをしておいてください。
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