トラッキングトレード設定のコツ20210716｜ファンダメンタリスト

ファンダメンタリストプロフィール

プレイヤー紹介

トレードスタイル：: ファンダメンタルズ重視; 長く相場を見ておりますが、相場は値段とそれを動かす背景への理解が重要でございます。
相場を動かす材料と価格分析で利益を狙います。

現在の口座残高(収益率)

3,059,904円(+2.00%)
先週からの設定変更：

バトル終了まで、あと76日
更新日時：2021年7月16日

今週の運用結果

運用期間: 2021年7月9日～2021年7月15日まで

週間実現損益	+27,578円
評価損益	-155,120円
利食い回数	27回
損切り回数	0回

■今週の運用について

今週のドル円は、110.12円から始まり、7/14に週間高値となる110.70円まで上昇したあと、7/15に週間安値となる109.71円まで軟化しました。
その後、7/16　11：00時点では110円台を回復しています。
また、一週間の値幅としては約1円幅となっています。

今週のドル円の材料としては、米国労働省が7/13に発表した6月消費者物価指数（ＣＰＩ）です。
前年同月比で5.4％上昇（予想は4.9％）し、前月比、コア指数などでも上昇がみられ、米国内のインフレ基調が鮮明となっています。

これを受け110.70円まで上昇したものの、その翌日に行われたパウエルＦＲＢ議長の議会証言では、早期テーパリングを示す内容ではなかったことを受け、109.71円まで下落する展開となりました。

週の初めのレートと執筆時点（7/16　11：00）のレートはほぼ同じ水準の110円台前半となっていますが、トラッキングトレードの最大の利点である細かい値動きを捉えて利益を獲得するという仕組みがうまく回っていたと思います。
1週間で、27回の利益確定となり、トータル27,578円のプラスとなっています。

■来週の運用方針

引き続き、買い設定で運用を継続していきます。

【停止レート（利食側）】　114.00円
【停止レート（損切側）】　106.50円（想定変動幅の下限）
【チャート】

設定内容

【運用内容確認画面】7月1日運用開始
■通貨ペア・売買区分の根拠

今年に入り、1月以降の急激な米10年債利回り上昇は、3月31日の高値をもっていったん落ち着きを見せています。
また、ドル円もこれに沿う形で111円から107.50円まで調整しました。

2021年の上半期において市場の関心事は米金利動向に始まり、4月以降はＦＲＢの金融政策スタンスがハト派からタカ派へ変化する中でテーパリング前倒しの議論ヘ移ってきました。
これらの根底にあるのはやはり、先進国におけるコロナワクチンの接種が進んでいることにあると思われます。

6月のＦＯＭＣですでにテーパリング前倒しが示唆されており、下半期の前半3ヶ月（7月～9月）において、ついに『利上げ』に関する議論も出てくる可能性があります。
これらからドルは総じて上昇すると思われるため、ドル買いの運用としました。

■想定変動幅の根拠

高値のターゲットとしては2020年3月の111.71円、その上には112.20円が控えています。
また、1月から続く上昇トレンドの押し目として4月23日につけた107.50円付近が存在します。

運用開始を決めた時点のレートは111.00円付近でしたが、上昇が継続する中で当面の高値112円台と押し目107.50円の値幅が4.5円となるため、想定変動幅を450pipsとしました。

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