今週のピックアップ

• 2ヵ月半で218万円の利益を獲得したチャーティスト先生を徹底分析②

  今週は、圧倒的な利益で首位独走中のチャーティスト先生が保有ポジションを全て決済した為、先週に引き続き、どういう考えで運用を行ったのかピックアップしました。
  
  【チャーティスト先生の運用履歴と設定の根拠】
  ① 3月2日(月)～9日(月)までユーロ円の売りで運用
  設定開始（3/2）：日足・週足チャートの一目均衡表とボリンジャーバンドの形状からユーロ円が下がると判断
  
  停止（3/9）：停止レート116.50円（下げ止まると予測したレート）を下回った為、運用停止し、残ったポジションを全て決済
  
  ② 3月10日(火)～25日(水)までユーロ円の両建て (買い設定と売り設定の同時運用)で運用
  設定開始（3/10）：9日のユーロ円が急落後に反発したことやボラティリティが大きくなっていること、日足・週足のチャートの形状が売り優勢を示しつつも、しばらくはもみ合いになると判断し、両建て（売り・買い設定）を開始
  
  停止（3/25）：停止レート120.50円（上げ止まると予測したレート）を超えた為、両建て（売り・買い設定）運用停止。残ったポジション（買い1、売り41）は保有中。停止して半日後の3/26に121円を超えた為、買いポジション1を手動決済。その後ユーロ円が予想通り下落し、3/31に買い決済指値118.50円が成立し、売りポジション41を決済。
  
  ③ 4月1日(水)～5月7日(木)ユーロ円の両建てを再開　※現在は運用停止
  設定開始（4/1）：日足・週足チャートが売り形状であるものの、もみ合いになると判断し、両建て（売り・買い設定）運用開始。
  
  停止（5/7）：停止レート115.00円を下回った為、運用停止。残ったポジション（買い15、売り3）は、115.00円から反発し、116.50円まで上昇すると考え、決済レートを116.50円にしました。
  予想通り反発し、5/11に１１６円まで急騰したことで、上昇の勢いが強い判断し、決済レ
  ートを１１７円に変更しました。その後、上昇したものの１１７円に１５銭届かず反落したため、急落することで損失が拡大するリスクを避けるため、5/13の昼頃に決済レートを117円のみから117.00円と115.93円（OCO決済）に設定しました。それから117.00円を超えることができず、5/14の朝方に価格が115.93円まで下落したため、ポジションが全て決済されました。
  
  上記の運用の結果3月2日(月)～5月13日(水)の僅か2カ月半で利食い1,838回、損切り33回、獲得値幅は218.85円となりました。
  売り設定：利食い1,595回　損切23回
  買い設定：利食い243回　損切10回
  
  チャーティスト先生の運用履歴をチャート画像にまとめた、以下の図①をご覧ください。
  
  
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• ■トラッキングトレードの運用のコツ
  【トレンドに逆らわない設定】
  チャーティスト先生は、トレンドの方向に合わせて設定することが重要と考え、「テクニカル分析（チャート分析）」のみで運用しています。
  参考にするチャートは日足と週足で、「ボリンジャーバンド」、「一目均衡表」、「トレンドライン(サポートライン・レジスタンスライン)」 をメインに使っています。
  トレンドを把握し、トレンドに逆らわないのが運用方針のようです。
  トレンドの把握方法はこちら
  https://www.fxbroadnet.com/automatic_trade/battle/20200124/index.jsp
  
  チャーティスト先生の設定時のチャート画面は以下の図②のようになります。
  
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• 【想定変動幅の決め方】
  想定変動幅は直近3カ月～1年くらいで、何回かつけている高値・安値を基準とし、上げ下げの最大値幅（高値-安値）を目安にしているようです。
  また、トレンドに沿った設定の想定変動幅に比べ、トレンドに逆らう設定は、想定変動幅を広めにとるようです。（例）週足で中長期のトレンドが下落トレンド中と判断し、日足で短期的には上昇トレンドと場合、売り設定の想定変動幅は「４．５円」、買い設定は、想定変動幅「９円」にする。
  中長期のトレンドと反対方向へ設定する際は想定変動幅を広めにとるようです。
  
  【停止レートの決め方】
  ・運用開始時に停止するレート（反転すると思われるレート）をあらかじめ決めるようです。決め方は、直近3カ月～1年くらいで、何回かつけている高値・安値を日足・週足で判断しているようです（想定変動幅を決めるやり方と同様）。
  
  【停止レートに到達しない限り運用を継続する】
  運用中は、相場が急変動しようがしまいが、停止レートに到達いない限りは、運用を継続しています。
  感情で慌てて停止することを排除するようです。
  
  【停止後のポジション】
  停止後に残ったポジションは、すぐに決済するか保有するかは、チャート形状で判断するようです。
  すぐに決済する場合は、相場が反転する可能性が高いと判断した時のようです。
  相場が予想に反して逆方向に動いて多くのポジションを抱えている（評価損を多く抱えている）場合は、停止後にすぐに決済せず、1日～3日様子を見るようです。
  想定変動幅を直近3カ月～1年くらいで、何回かつけている高値・安値を基準とし、上げ下げの最大値幅（高値-安値）を目安に決定しているので、停止後に、さらに損する方向に一方的に進むケースは少なく、反転することが多いと考えているためです。
  想定変動幅の設定は非常に重要のようです。
  
  【資金効率をあげる】
  為替相場は上げ下げを繰り返しながら変動するので、両建て運用によって上昇時・下落時のどちらでも利食いをしつつ、最大限の資金効率でトラッキングトレードを運用しているようです。
  
  
  
  【参照ページ】
  ■チャーティスト先生に聞いてみました！
  ■コロナ相場で、利益２１７万円（収益率72.5％）を獲得した手法とは？
  ■2カ月で２３０万円の利益！！