コロナ相場の中、1ヵ月半で利益200万円(利益幅200円)以上の利益を獲得したチャーティスト先生にトラッキングトレード運用のコツを聞いてみました。
Q1:ユーロ円で運用することが多いのはなぜですか?
A1:ユーロ円のレートは、ユーロ/ドルと、ドル/円を掛け合わせることによって、算出されます。
(ユーロ円=ユーロドル×ドル円)。したがって、ユーロとドルと円の力関係に左右されるため、ユーロドルやドル円に比べて、上がったり下がったりする回数(ジグザグ回数)が多いためです。
ジグザグが多ければ多いほどトラッキングトレードで利益が上がるので。
また、ユーロ円をメインで運用しているので、ユーロ円のチャートをよく見るため、今後上がるか下がるかの判断がしやすく相性がいいためです。
Q2:トラッキングトレードの設定でやってはいけないことは何ですか?
A2:トレンドと逆方向に「買い・売り」設定をすることですね。想定変動幅を5000pip(50円)くらいにしてする長期運用は別ですが、下がり続ける相場で、「買い」設定していた場合は、儲かりません。
上昇トレンド中は「買い」、下降トレンド中は「売り」、横ばいは、どちらでもOKです。
Q3:トレンドはどうやって把握していますか?
A3:ボリンジャーバンドと一目均衡表の日足・週足で判断しています。
長期トレンドは週足で把握し、短期トレンドは日足で判断します。
【買いサイン】と【売りサイン】の判断は
こちらに載っていますよ
Q4: 想定変動幅は、どうやって決めていますか?
A4: 日足チャートで過去3年くらいまでの高値・安値の幅を確認して、運用期間(直近3カ月~6カ月)上げ下げのリズムを見て決めます。例えば、運用期間を1年と考えている場合は、過去1年~2年くらい高安の幅と何回もつけて反転している節目などをチェックし、その期間の変動幅(高値-安値)以上の値に設定します。
Q5:運用中に注意していることはありますか?
A5:運用開始時に決めた「停止レート」内で、相場が動いているかどうか1日2~3回、日足チャートでチェックしているよ。停止レートに到達しなければ、運用し続けるからね。
Q6:停止レートに1回でも到達したら止めるのでしょうか?
A6:原則、日足の終値で判断しているので、停止レートにワンタッチ(上ひげ・下ひげ)で停止することはないね。ただし、何回も抜けなかったレートをブレイクした場合は、急騰・急落する可能性が高いので、その場合は、停止する場合もあるよ。
Q7:買い設定・売り設定を同時に両方運用する両建ては、難しくないですか?
また、運用停止後に残った保有ポジションはどうしますか?
A7:簡単ですね。停止レートに到達したら停止、到達しなければ運用を続けるだけなので。
運用停止後に残ったポジションは、うまくいっているポジションは原則決済(上昇中に停止した場合、買いポジションは決済、売りポジションは、下がってから決済)。マイナスのポジションは、しばらく保有ですね。上がったものは下がる(急激に上げたものは急激に下がる)、下がったものは上がる(急激に上げたものは急激に下がる)特性があるで。ただし、トレンドが転換した場合は、トレンドと逆のポジションを持っている場合は、速やかに損切するのが望ましいです。
Q8:チャーティスト先生と同じ設定にした場合は、同じ成績になりますか?
A8:はい。ほぼ同じ成績になります。
Q9:ガチンコバトルの期間は3カ月ですが、その後も運用を継続する場合は、何を参考にすればいいですか?
A9:原則、毎回ユーロ円で運用するので、私の個人ページに記載しているトレンド方向と短期と中期の予想レンジと停止レートを参考にしてください。また、わからないときは、メールやtwitterで質問いただければ回答します。
Q10:運用資金が300万円ない場合は、チャーティスト先生と同じ設定はできませんか?
A10:ブロードコース(1ロット=1万通貨)では、対象資産以上の金額がない場合は同じ設定はできません。ただし、ブロードライト(1ロット=1000通貨)では、想定変動幅を同じにして、対象資産を1/10にすれば、同じ設定ができます(利益も損失も1/10になります。)