FXの勝ち方や儲け方を徹底解説｜トラッキングトレードで発生する含み損をどう考える？

第23回ガチンコバトルは、開始から14営業日が経過しました。
各プレイヤーの運用状況を見てみましょう。

現在のトップは、チャーティスト先生のマネ運用をしているトラトレめがねさんがトップとなっています。
なお、バトル開始からユーロ円の買い・売り同時運用でスタートしたチャーティスト先生は、4/19（水）に、ユーロ円の売り設定を停止し、買い設定の停止レートを変更しました。

【速報！　運用停止！】
チャーティスト先生です。
ユーロ円が停止レート147.30円近辺に到達したことと、チャート形状から判断し、ユーロ円の売り設定を停止しました。
残った売り27ポジションは保有中です。
決済レートは改めてツイートいたします。#トラッキングトレード #FX #自動売買 pic.twitter.com/MgtZAqZlKt

— トラッキングトレード (@tracking_trade) April 19, 2023

順位こそ4位の怠け者の楽々投資さんは、評価損益が極めて少なく、運用の堅調さがうかがえます。
ただ、そんな怠け者の楽々投資さんも、運用開始直後は含み損を多く抱えていました。

ＦＸや株取引をしていると、含み損を抱えることがよくあります。
一般的には、評価損（含み損）を抱えた状態というのは、ストレスを感じるものですが、怠け者の楽々投資さんは、むしろチャンスと考えていたようです。

それはなぜでしょうか？

●含み損は、将来の利益確定のためのタネまき！

トラッキングトレードを【買い】で運用している場合、レートが下落していく過程で、一定間隔でポジションが追加され、その後レートが上昇していく値動きに合わせて利食いが発生してポジションが解消されていきます。

では、実際の怠け者の楽々投資さんの運用を見てみましょう。

つまり、レートの下落によりポジションが増えていく（含み損が増えていく）ということは、上昇したときに一気に利益を確定するチャンスでもあるのです。

●下落が続いてもほったらかし！？その理由とは。

ポジションを保有している間は評価損（含み損）を抱えた状態にありますが、これをチャンスと考える怠け者の楽々投資さんの運用にも秘訣があります。

それが「想定変動幅」です。

想定変動幅は、「将来このくらいの値幅で相場が動くだろう」という予想される値動きの範囲のことを言います。
また、評価損（含み損）が増えていく方向に相場が動き、想定変動幅を超えると、その時に保有しているポジションの中で、一番評価損（含み損）が大きいポジションが損切りされます。

怠け者の楽々投資さんは、ほったらかしで運用するために、損切りにならないような広めの想定変動幅に設定しています。
怠け者の楽々投資さんの想定変動幅決定の根拠はコチラ

つまり、想定変動幅の内側で発生している評価損（含み損）であれば、当初イメージした値動きの範囲内なので、必要以上に嫌うものではないということです。

したがって、損切りが発生しない限りは評価損（含み損）が増え続けていても慌てずに運用ができるということになります。

どのくらいの想定変動幅に設定すればいいか悩んでいる方は、怠け者の楽々投資さんのような方法で想定変動幅を決めるのもいいと思います。

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