昨日(12月5日)のドル円相場
昨日(12月5日)のドル円は、下落。
日銀による年内追加利上げ観測を受けて、149.66円まで下落しました。
東京市場は下落。
序盤に150.77円まで上昇したものの、ハト派で知られる中村豊明日銀審議委員による「利上げに反対しているわけではない」とのタカ派な発言を受け、日銀による年内追加利上げ観測から、149.79円まで下落しました。
欧州市場は反発。
東京市場の流れを引き継ぎ、欧州勢はドル売りで参入し、149.66円まで下落したものの、前日安値149.52円が意識されると下げ渋り、時間外の米10年債利回りの上昇とともに150.35円まで上昇しました。
NY市場は下落。
「米カリフォルニア州北部でマグニチュード7の地震が発生、津波の可能性もあり」との報道を受け、堅調に推移していた米10年債利回りが低下に転じたことで、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、徐々に値を下げ、米雇用統計に対する警戒感からポジション調整目的のドル売り円買いもあり、149.92円まで下落しました。
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本日(12月6日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線は下向き、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンドの幅が収斂し始めており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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