テクニカルで検証する昨日の相場

2017/1/18のドル円相場の考察

為替相場の動きをテクニカルで検証してみます。

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/1/16)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、東京朝方からドルじり高の推移となりました。 トランプ次期米大統領によるドル高けん制への警戒感も残っているものの、ドルを買い遅れている国内の実需筋や個人投資家の押し目買い意欲も強く、ドルの下値を支えました。 MACDを見ると、東京スタート後すぐに買い転換しており、その後のドル上昇を示唆する形となっています。 欧州時間からNY時間前半までは113円台前半で保ち合いとなりましたが、NYの終盤にイエレン米FRB議長が講演で、次の利上げ時期について今後数カ月の経済情勢次第と述べながらも、利上げが遅れればインフレが進んで金融不安定化を招き、景気後退に陥る恐れがあると積極利上げを示唆したことでドルが急騰し、114円76銭の高値をつけました。 この上昇で、ボリンジャーバンドの上抜けを示現したことが確認できます。 また、日足を見ると、一昨日の大きな陰線を包む形での大陽線となっており、目先ドル底打ちの可能性を示唆する形状となっています。 明日のトランプ米新大統領の就任式での発言を見極めたいとの見方も根強いものの、本日東京市場ではドルの底堅い動きが期待されます。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

【執筆:人見 正延】
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、日系の証券会社に入社し外国為替部門のディーラーとなる。その後、大手邦銀での為替ディーリングや通貨ファンドのファンドマネージャー、為替ストラテジストなどを歴任し、一貫して外国為替の世界に携わる。2007年、株式会社FXトレーディングシステムズ(現 株式会社FXブロードネット)取締役に就任。

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