テクニカルで検証する昨日の相場

2018/2/20のドル円相場の考察

為替相場の動きをテクニカルで検証してみます。

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/02/19)(PDF)

デイリーレポート

2月20日のドル/円相場は、東京時間では、中国や香港が春節休暇中ということもあり手控えムードが強いマーケットながら、ドルじり高の動きとなりました。 先週までのドル急落の反動もありポジション調整のドル買いの106円後半まで値を上げました。 欧州時間に入っても、ドル買い優勢の動きが続き、107円台を回復しました。 NY時間に入ると、序盤にドル買いが強まり107円33銭の高値を付けましたが、その後は107円台前半で方向感のない動きが続きました。 米国勢は休み明けであり、また昨日は米国で経済指標の発表がなく材料難であっため、持ち高の調整に終始したといえます。 昨日は、一貫してドルが値を上げましたが、欧州時間以降RSIが低下し続けており、ダイバージェンス(※1)が発生しています。 短期的にはドルの上値が詰まってくる可能性には注意が必要でしょう。 また、2月に入ってからのドル下落幅の38.2%戻し(※2)が107円40銭水準であり、昨日ほぼ達成していることもドルの上値を抑える要因となるかもしれません。 この水準を上抜けることができると、半値戻しの108円水準が視野に入ってくるでしょう。 ※1.ダイバージェンス ダイバージェンスとは、「逆行現象」と呼ばれる。 価格は上昇しているにも関わらず、RSIが下落している状態、トレンド転換のシグナルとして使われる。 ※2.38.2%戻し (フィボナッチ比率) 38.2%とは、フィボナッチ比率の一つである。 フィボナッチ比率に基づいて、目標価格を計るフィボナッチ分析で使われる。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

【執筆:人見 正延】
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、日系の証券会社に入社し外国為替部門のディーラーとなる。その後、大手邦銀での為替ディーリングや通貨ファンドのファンドマネージャー、為替ストラテジストなどを歴任し、一貫して外国為替の世界に携わる。2007年、株式会社FXトレーディングシステムズ(現 株式会社FXブロードネット)取締役に就任。

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