昨日(3月18日)のドル円相場
昨日(3月18日)のドル円は、小幅ながら5日続伸。
148.91円〜149.33円と42銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
東京市場は、もみ合い。
日経平均株価の大幅上昇を背景にリスク選好の円売りが優勢となり、149.33円まで上昇したものの、時間外の米10年債利回りの低下を受け、148.91円まで下落しました。
海外市場は、方向感に乏しく24銭幅の狭いレンジで推移
日銀会合を翌日に控え、149.06円〜149.30円と24銭幅の狭いレンジでの値動きが続きましたが、一部報道で
「日銀は18、19日の金融政策決定会合で大規模緩和の解除を決める方針。マイナス金利政策のほか、長期金利を抑え込むための長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)や上場投資信託(ETF)などリスク資産を買い入れる枠組みもなくす」
と報じられると、一時148.92円まで下落しました。
ただ、東京市場の安値148.91円が意識されると下げ渋り、149.19円まで値を戻す展開となりました。
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本日(3月19日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が下向きで、下落を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
本日は、時間未定(正午前後)の日銀金融政策金利、決定会合公表、15:30から植田日銀総裁定例会見があり、急変動する可能性が高いため注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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