テクニカルで検証する昨日の相場

2018/12/10のドル円相場の考察

為替相場の動きをテクニカルで検証してみます。

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/12/10)(PDF)

デイリーレポート

12月10日のドル/円相場は、前週末終盤とほぼ同水準の112円半ばで取引が始まり、午前に一時軟化、112円24銭まで売られ、6日に付けた1カ月半ぶり安値に迫りました。 この下落で、ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークが確認できます。しかし、112円前半は、100日移動平均や5月安値からのサポートラインが位置する水準であり、ここで下支えられたため、その後はドルの買い戻しが優勢となりました。 欧州時間には、東京朝方の水準を回復し、NY時間に入ると一段と上昇力を強め、113円37銭まで上昇しました。ドルが英ポンドに対して大幅に上昇し、対円でのドル買いに波及したほか、午前中に大幅に下げていた米株式相場が持ち直したこともドルの支援材料となりました。メイ英首相が英国の欧州連合(EU)離脱案を巡り、11日に予定していた議会採決の延期を表明したことで、離脱を巡る不透明感が一段と強まり、英ポンドの全面安となりました。NYダウは午前に前週末比500ドルあまり下げる場面がありましたが、午後に急回復し34ドル高で終えています。NY中盤からのドル上昇では、ボリンジャーバンドの上抜けとバンドウォークが確認できます。 ※チャートはドル円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

【執筆:人見 正延】
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、日系の証券会社に入社し外国為替部門のディーラーとなる。その後、大手邦銀での為替ディーリングや通貨ファンドのファンドマネージャー、為替ストラテジストなどを歴任し、一貫して外国為替の世界に携わる。2007年、株式会社FXトレーディングシステムズ(現 株式会社FXブロードネット)取締役に就任。

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