テクニカルで検証する昨日の相場

2018/6/20のドル円相場の考察

為替相場の動きをテクニカルで検証してみます。

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/06/18)(PDF)

デイリーレポート

6月20日のドル/円相場は、110円前半での小動きながら、ドルの底堅い動きが続きました。 前日急落したアジア株も全般的に底 堅い動きとなったことや米10年国債利回りが2.90%台に上昇してきたこともドルの支援材料となったと指摘されます。 米中貿易摩擦への警戒感は根強く、NY序盤に110円95銭まで下押し局面もありましたが、その後は110円台を回復して、110円30銭台でNYを引けています。 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がポルトガルのシントラで行われている欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムで、「米国経済は非常に良好、インフレもFRBの目標である2%に近づいた」、「緩やかな利上げ継続の根拠が強い」とさらなる利上げを示唆したことがドル買い材料となりました。 テクニカルで見ると、NY終盤のドル上昇でボリンジャーバンドを上抜けましたが、バンドの拡大は一過性に終わっており、さらなる上値追いには慎重になる形です。 また、価格は東京時間の高値を上抜けていますが、RSIは高値更新できず、この点でも安易なドル買いはリスクがありそうです。 米利上げ継続期待から本日もドルは底堅く推移するものと思われますが、米中貿易摩擦家の件も根強く110円台でのレンジ取引が続く可能性が高いでしょう。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

【執筆:人見 正延】
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、日系の証券会社に入社し外国為替部門のディーラーとなる。その後、大手邦銀での為替ディーリングや通貨ファンドのファンドマネージャー、為替ストラテジストなどを歴任し、一貫して外国為替の世界に携わる。2007年、株式会社FXトレーディングシステムズ(現 株式会社FXブロードネット)取締役に就任。

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