昨日(7月8日)のドル円相場
昨日(7月8日)のドル円は、2日続伸。
米10年債利回りが4.43%台まで上昇幅を拡大したことを受けて、146.97円まで上昇しました。
東京市場はもみ合い。
トランプ関税政策が米インフレを招くとの見方からドル買い円売りが優勢となり、一時146.44円まで上昇したものの、トランプ関税への対策による政府財政支出の増加懸念から長期債(20年・30年債)の利回りが上昇したことで145.80円台まで下落する方向感のない展開となりました。
欧州市場は、堅調。
時間外の米10年債利回りが4.419%前後で推移したことで146.40円付近まで上昇しました。
NY市場は、続伸。
米国の関税政策によって日銀の追加利上げと米連邦公開市場委員会(FOMC)の追加利下げが遠のくとの思惑が広がったことや米10年債利回りが4.43%台まで上昇幅を拡大したことを受けて、146.98円まで上昇しました。
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本日(7月9日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、また、バンドの幅がエクスパンションを形成していることから強い上昇を示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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