今週のピックアップ

• FX取引を始めるとき、取引対象となる通貨ペアを決めて、次に「買い」か「売り」かを決めなければいけません。
  取引の収益を決定づける売買方向は、みなさんの一番の悩みどころではないでしょうか。
  
  トラッキングトレードでは、想定変動幅内の値動きであれば、相場の上昇下降に惑わされること無く、収益チャンスを得ることができます。
  
  今週は、ドル円の買いで運用している「トラトレめがね」さんと、ドル円の売りで運用している「ファンダメンタリスト」さんの取引状況をピックアップして、どのような違いがあるかを見ていきたいと思います。
  
  まずは、それぞれのプレイヤーの設定内容を確認してみましょう。
  
  ■トラッキングトレードの設定内容
  
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• 二人の設定内容は、「買い」、「売り」の売買方向以外は、ほぼ同じになっています。
  
  裁量取引であれば、「買い」の場合は、新規で買った価格より上がれば利益、下がれば損失になり、「売り」の場合は、新規で売った価格より、下がれば利益、上がれば損失となりますが、トラッキングトレードでは、「買い設定」と「売り設定」でどのような違いがあるのか取引内容を見てみましょう。
  
  ■「トラトレめがね」と「ファンダメンタリスト」取引状況の比較
  7月11日（木）から7月18日（木）までの「トラトレめがね」さんの取引状況を見てみましょう。（図①を見てください）
  今回の「買い設定」では、10銭下がるごとにポジションが追加され、その後、買った価格から10銭上がるごとに利食いが発生しポジションが解消されています。
  この1週間で利食いが31回発生し、3,196円の利益がでました。
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• 次に、7月11日（木）から7月18日（木）までのファンダメンタリストさんの取引状況をみてみましょう。（図②を見てください）
  今回の「売り設定」の場合は、10銭上がるごとにポジションが追加され、その後、売った価格から10銭下がるに利食いが発生しポジションが解消されています。
  この1週間で利食いが40回発生し、3,794円の利益がでました。
  
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• ■レンジ相場では、「買い」も「売り」も収益チャンス
  7月11日（木）から7月18日（木）までのドル円は、1.4円幅の狭いレンジ内で上げ下げを繰り返しましたが、その値動きを利用して、トラトレめがねさんもファンダメンタリストさんも、たくさん利食いが発生しました。
  トラッキングトレードでは、同じ通貨ペアで「買い」、「売り」の売買方向以外の設定（想定変動幅、対象資産、ポジション間隔）が同じ場合、想定変動幅の内側で値動きがあれば、同等の収益チャンスがあることがわかります。
  
  ただし、想定変動幅超えた場合は、損切りが発生するので、想定変動幅は広めに設定するようにしましょう。
  
  想定変動幅の取り方の一例は、以前のピックアップでもご紹介させていただいておりますので、是非参考にしてください。
  

ガチンコ漫画 vol.2
『がんばれトラトレめがね！』