テクニカルチャート講座
FX取引には欠かせない、各種為替チャートについて解説しています。
ウィリアムズA/Dは、価格推移と指標とが逆行するダイバージェンス現象を利用します。
ADラインの連続する2つのピークを比較し、価格上昇時にADラインの直近のピークが前回ピークを越えられなければ相場反落の予兆と考え、逆の場合は相場反騰の予兆と考えます。
Accumulation(集積)とDistribution(離散)を表示し、トレンド転換のタイミングを計る指標です。
・買いシグナル
逆行現象が発生している。(価格が下落または横ばいで、WADが上昇している場合)
・売りシグナル
逆行現象が発生している。(価格が上昇または横ばいで、WADが下落している場合)
また、上図のように、価格が上昇しているにもかわらずA/D が高値を更新しない場合は、反落への警戒感が強まり、逆に価格が下落しているにもかかわらず、A/Dが安値を更新しない際は、相場が上昇に転じることへの警戒感が強まります。 ダイバージェンス現象を確認するために、他のオシレーターと組み合わせて判断することが必要です。