ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
昨日(3月16日)のドル円は、窓を開けてスタートした106.91円から105.14円まで下落後、いったんは戻りをみせたものの上値も限定的で、106円を挟んで方向感のない動きが続きました。
東京市場のドル円は下方向へ窓を開け、106.91円でスタートしました。
FRB(米連邦準備理事会)が6時ごろに緊急のFOMC(米連邦公開市場委員会)を開き、政策金利の1.00%引き下げと、債券保有を7000億ドル増加させる方針を発表したことからドルは全面安となり、ドル円は一時105.73円まで下落しました。
その後、日銀が18-19日に予定していた金融政策決定会合を前倒しして開催することが発表されると、日銀による追加緩和の期待からドル円は107.57円まで買い戻されたものの、前週末の終値107.92円を前に失速し、再びドル売り優勢となっています。
欧州市場でもドル売りは優勢。日銀が3年半ぶりとなる追加金融緩和(ETFの保有残高を年間6兆円から12兆円、J-RETを年間900億円から1800億円へ引き上げ)を決定したものの、ドル売りの流れは止まらずドル円は105.70円まで下げ幅を広げました。
NY市場のドル円は反発後は方向感なく推移。欧州市場から続くドル売りの流れから22時ごろに昨日の安値となる105.14円をつけましたが、オセアニア通貨や資源国通貨に対してドル買いが広がると、円に対してもドル高が進み106.47円まで反発しました。
NYダウが引けにかけて過去最大の下げ幅となる3000ドル超を記録したものの、為替市場への影響は限定的で、105.85円でNYをクローズしています。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)では、ボリンジャーバンドの±2σが収斂しており、相場に方向感がないことを示唆しています。
また、MACDがシグナルを上抜けており、このままシグナルと共にゼロラインを上抜けるかに注目です。
本日は、昨日の流れを引き継いで105円後半の水準を維持するのか、ドル買いが強まり先週末の終値107.72円まで上昇できるかに注視しています。
取引材料としては、21時30分に発表される米小売売上高の発表が注目されるでしょう。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
ボリンジャーバンド、
RSI、
MACDを表示しています。