2020/1/8のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/23)(PDF)

デイリーレポート

1月8日のドル/円相場は、東京朝方にイランが、米軍が駐留するイラクのアル・アサド空軍基地に複数のロケット弾を発射したとの報道を受け、リスク回避の円買いが優勢となりドルは急落、一時107円65銭と昨年10月10日以来の安値をつけました。 しかし、トランプ米大統領がツイッターに「すべては順調だ」として、現地時間8日朝に声明を発表すると投稿したことや 、米国側に負傷者はいないという報道などを受け、ドルは買い戻され108円を回復しました。 NY時間に入ると、トランプ大統領が演説でイランに対して「軍事力を使いたくない」と述べ、またイランのザリフ外相がツイッターで、対米報復作戦はひとまず終了したことを表明したことで、両国が軍事力行使に動く可能性は後退したと受け止められ、ドルの買戻しが優勢となり、一時109円25銭まで値を上げました。 米国がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことで始まった中東の地政学リスクを嫌気したドルの下げ幅をほぼ回復した形となりました。 テクニカルで見ると、200日移動平均を上抜けてきていること、一目均衡表で先行スパンの雲の上に出たこと、遅行スパンの買い転換したことなどから、下値不安は後退したことが窺われます。 本日もドルは底堅い動きを続けそうですが、中東リスクが解消したわけではなく、また109円半ばからはドル売り意欲も強いため、一本調子の上昇も難しいものと思われます。 ※チャートは、ドル/円の日足一目均衡表RSI移動平均線を表示しています。

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