2018/4/10のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/04/09)(PDF)

デイリーレポート

4月10日のドル/円相場は、東京朝方は日経平均の下げに伴い前日安値と並ぶ106円62銭まで下落しました。 しかし、その後に中国の習近平国家主席がボアオ・アジアフォーラムの演説で金融の開放措置、外国企業の知的財産保護、自動車などの輸入関税引き下げなどに言及し、改革開放路線を堅持する姿勢を示したことを好感しドル買いが優勢となり107円台を回復する動きとなりました。 欧州時間に入ると107円を挟んで一進一退の動きが続きましたが、NY時間に入り米国株の上昇を受け、一時107円40銭の高値を付けました。 取引序盤に発表された米国の卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったものの、市場への影響は限定的でした。 NY引けにかけては、本日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)と3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容を見極めたいとの思惑も強く、ポジション調整もあり107円20銭水準へ押し戻されています。 中国の習近平国家主席の発言で米中貿易摩擦を巡る懸念が後退したことでドルは値を戻していますが、先週上値を止められている107円半ば水準まで達しておらず、この水準を上抜けることができるかが注目されます。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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