2017/12/19のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/12/18)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、東京時間から欧州時間にかけては極めて狭いレンジで方向感に欠ける動きが続きました。 NY時間に入るまでの値幅は15銭程度と小さく、市場では現在の水準が110円〜115円のレンジのほぼ真ん中であり投機筋も動きがとりづらいとの指摘もありました。 NY時間に入ると、11月米住宅着工件数が予想外に増加し、1戸建て着工件数が10年ぶりの高水準に達したことを好感し米国債利回りが上昇、これを受けてドル買い優勢となり113円08銭の高値を付けました。 この上昇でボリンジャーバンドを上抜け、バンドウォークが形成されたことが確認できます。 ただし、価格の上昇にもかかわらずRSIの高値は横ばいとなっており、またその後の反落にMACDが売り転換の兆しを見せていることから、本日もドル買いが継続するとは考えにくい形となっています。 また、昨日は米下院で税制改革案が可決されたものの、市場では法人減税のプラス効果は既に相場にほぼ織り込まれている一方、税制改革に伴って企業が海外から利益を米国に還流させることへの期待が膨らみ過ぎていたとの見方が広がっていることもあり、ドル買いの反応にはつながらなかったことも、ドルの上値の重さを意識させる要因となりそうです。 欧米ではクリスマス休暇入りが視野に入ってきており手控えムードが強くなりそうで、本日も狭いレンジでの取引継続の可能性が高いようです。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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