2017/9/12のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/09/11)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、東京時間は109円台前半での小動きが続きました。 国連の安全保障理事会が採決した北朝鮮に対する追加制裁が当初伝わった案に比べて強行的な内容でなくなったことから、リスク回避姿勢が後退し、ドルは底堅く推移したものの、ドルの上値を買い上げる勢いはありませんでした。 欧州時間に入ると、市場のリスク回避姿勢の後退を背景としたドルの買戻しの流れが強まり、米債利回りの上昇にともに109円台後半へ上昇しました。 さらにNY時間に入ると、7月の米求人件数は617万件と市場予想を大きく上回り、過去最高を更新したことを受け、ドルは110円台を回復する動きとなりました。 また、NY後半ではムニューシン米財務長官が年内の米国の税制改革実施を再公約したことが好感され、110円25銭の高値をつけました。 テクニカルで見ると、価格とRSIでダイバージェンスが見られ、またMACDはシグナルとの交錯を続けています。 これはともに、相場が天井圏にあることを暗示するものであり、短期反落のリスクが示唆されていますが、相場にトレンドが発生した場合は、RSIが天井圏に張り付きながらも価格が上伸することは良く見られる現象であり、安易な逆張りのドル売りには慎重となります。 また、北朝鮮が新たな軍事行動をとる可能性は否定できず、現状のドル上昇は北朝鮮リスクへの過度な反応の修正と考えたほうが良いでしょう。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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