2017/9/11のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/09/11)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、懸念されていた9日の北朝鮮による挑発行為が起きなかったことを好感して、先週末の売り込んだドルの買戻しが先行する動きとなりました。 先週末のNYの引けから大幅なドル高で始まり、一時108円半ばまで上昇する動きとなりました。 ただし、過度なリスク回避ムードは後退したものの、国連による対北朝鮮追加制裁決議の動向が不透明で、ドル買いも続かず東京時間では108円台前半での動きが続きました。 欧州時間に入ると、国連安保理で米国が北朝鮮制裁決議で譲歩する内容を提案するとの観測報道が伝わり、大型ハリケーン「イルマ」の被害が予想ほど大きくならないとの見方も浮上したことからドル買いの動きが強まり108円台後半へと上昇しました。 さらにNY時間に入ると、米経済指標の発表がなく材料難のなか、ドルの買戻しの動きが続き、一時109円51銭と9月5日依頼の高値をつけました。 テクニカルで見ると、MACDは先週末のNY時間に買い転換し、その後も買いサインを続けており、RSIも先週から上昇基調となってドルをサポートしています。 ただし、RSIは水準的には十分買われ過ぎており、短期的な反落リスクを示唆しています。 国連安保理では、米国が当初主張していた強硬的な制裁案を撤回したことで、北朝鮮情勢の緊張が緩和したとの見方が広まったものの、北朝鮮が再び挑発行為を強める可能性もあり、北朝鮮リスクは今後もドルの上値を抑える要因といえます。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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