2017/9/6のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/09/04)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、東京時間は前日の海外市場でのドル売り・円買いの流れを引き継いで上値が重く、総じて108円半ばでの取引が続きました。 欧州時間に入ると、一部噂で北朝鮮での地震発生の情報が流れたことで、108円44銭まで下落しました。しかし、すぐに誤報であることが判明し、再び109円近辺に反発する動きとなりました。 NY時間に入ってもドル買戻しの流れは続き109円台を回復しました。 しかし、タカ派で年内あと一回の利上げを支持していたフィッシャー米FRB副議長の辞任表明が出されたことで、ドル売りが優勢となり、再び108円台へ押し戻される動きとなりました。 109円台に回復する流れで、ボリンジャーバンドを上抜けましたが、その後の反落でバンドウォークには繋がらずミッドバンドまで押し戻されていることが確認できます。 その後は、トランプ米大統領が北朝鮮に関して軍事行動が最初の選択ではないと述べたことが伝わったことや大統領と米議会で12月15日までの債務上限引き上げと政府運営資金の確保を合意したとの共同声明をうけてドルは上昇し、一時109円40銭の高値をつけました。 この上昇局面では、ボリンジャーバンドの拡大を伴った上抜けでバンドウォークが形成されたことがわかります。 ドルは109円台へ反発していますが、9月9日の北朝鮮建国記念日を控え、同国によるミサイル発射や核実験といった軍事行動の再開懸念は続いており、ドルの上値を買い進むことには慎重なムードが支配的です。 また、フィッシャー米FRB副議長の辞任表明も米国の金融政策の不透明感を高めており、本日も109円台前半では上値が抑えられる可能性が高いように思われます。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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