2017/9/5のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/09/04)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、東京時間朝方はドルの買戻しが先行し、109円83銭まで上昇しました。 しかし、その後に一部韓国メディアが「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられるロケットを西岸に移動している」と報じたことが伝わると北朝鮮リスクを意識した円買いが強まり109円前半まで押し戻される動きとなりました。 欧州時間スタートでは、ややドルのショートカバーが優勢となったものの、ドルの上値は重く、109円台前半での取引が続きました。 NY時間に入ると、北朝鮮が9月9日の建国記念日にICBMを発射する用意を進めているとの観測がリスク回避意識を強めたことやFRBブレイナード理事が講演で、インフレの弱さを根拠に金融政策の正常化に対し慎重な姿勢を求めたことなどを受けてドル売りが強まり、108円63銭まで下落する動きとなりました。 さらに本日東京朝方には108円50銭近辺まで下押しする動きとなっています。 テクニカルで見ると、価格が続落するなか、RSIは横ばいを続けており短期ドル反発の可能性を示唆しています。 ただし、108円〜108円50銭水準はドルの下値抵抗として強く意識されている水準であり、これを下抜けた場合、ストップを巻き込んだ急落リスクの可能性もあり注意が必要でしょう。 ただし、マーケットの一部では北朝鮮のミサイル発射リスクを反射的に円買い材料とすることに対して疑問の声も上がっており、ここから下値を売り込んでいくには慎重な姿勢が必要かもしれません。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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