2017/4/11のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/4/10)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場は、イエレンFRB議長のハト派寄りと受け止められたコメントや、シリアと北朝鮮をめぐる地政学リスクの高まりを警戒したリスク回避の思惑などにより、ドルの上値が意識される動きとなりました。 しかし、東京から欧州の時間にかけては下押しの決め手も欠いており、方向感は出ず110円半ばを中心としたレンジ相場が続きました。 ただし、MACDは一貫してドル売りサインを出しており、ドルの下値不安が強い状況が示唆されています。 NY時間に入るとティラーソン米国務長官のロシア訪問を控え、北朝鮮、シリア情勢の深刻化で地政学的リスクの増大を警戒したドル売りが強まり、110円割れを試す動きとなりました。 モスクワの飛行場で黒煙が上がっているとの報道を材料に短期投機筋が大口のドル売りを仕掛け110円割れのストップロスを狙いに言ったとの指摘もあり、110円を割り込むと一気に109円61銭まで下落する動きとなりました。 米トランプ大統領はTwitterに「中国が協力を決断しなければ、北朝鮮問題を単独で解決する」と投稿しており、地政学的リスクが一段と高まっています。 本日も地政学リスクを意識してドルの上値は重くなると見られますが、復活祭を前に模様眺めムードが強まる可能性もあり、一段のドル売りを仕掛けるというよりは109円台でのレンジ相場が想定されます。 RSIをみても、価格の下落に対しRSIは横ばいを続け、水準も短期的には十分売られ過ぎゾーンとなっており、ドルの下げ止まりの可能性が示唆されています。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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