2017/2/10のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/2/6)(PDF)

デイリーレポート

先週のドル/円相場は、日米首脳会談で円安がけん制されるとの懸念やユーロ圏の政治的な先行き不透明感を嫌気したユーロ/円の急落にもつられ、ドルは約 2ヶ月ぶりの安値となる 111 円59銭まで下落しました。 しかし、この水準では下値も堅く、その後は日米首脳会談を控え概ね112円を挟んだ推移が続きました。 週後半では、にトランプ大統領による「向こう数週間以内に、驚くべき税制改革案を発表する」との発言が報じられると、大幅減税への期待感が再燃し、株価が史上最高値を更新し、ドルも 113 円台前半まで急反発しました。 さらに、金曜日のNY時間では日米首脳会談後の記者会見で、為替・貿易に対する対日強硬発言もなく無難なものとなったことで市場の安心感が広がり、113円台後半の水準を維持して週を越えています。 テクニカルで見ると、まだ一目均衡表の先行スパンの雲の中を推移しており、明確な方向性が見えない状況が続いています。 ただし、現状水準を維持できると、来週にかけては遅行スパンが買い転換する可能性が示唆されており、ドルの底打ち期待が高まります。 また、RSIを見ても先週は価格が安値を更新したものの、RSIは切り上げっており反発が期待される形となっています。 今週は、トランプ政権による大規模減税などの税制改革への期待から、ドル買いが継続することが予想されるものの、その政策の内容次第の面もあり、結局はトランプ大統領に市場が振り回される展開がまだしばらく続くといえそうです。 ※チャートは、ドル/円の日足一目均衡表RSIを表示しています。

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