FXにおいてスプレッドが
変動する3つの要因

FXブロードネットのスプレッドは原則固定で提供されていますが、スプレッドには他に変動制スプレッドがあります。 詳細は 「固定スプレッドと変動スプレッドの違い」をご確認ください。

変動制スプレッドは、その名の通りスプレッドが常時変動するレートの提示方法ですが、原則固定のスプレッドでもスプレッドが変動しやすい時間帯や相場環境があります。
こちらではスプレッドの変動する要因についてご説明します。

FX取引が行われる外国為替市場では、取引量が多く流動性が高い通貨ほど価格が安定しスプレッドは狭い傾向があります。 反対に、あまり取引量の多くない流動性の低い通貨は価格が不安定になりやすくスプレッドは広がりやすくなります。

したがって、スプレッドの変動を左右するカギを握るのは取引の流動性と言えそうです。

通貨ペアを問わずスプレッドが変動しやすくなる流動性の低下は、いったいどのような時に起きるのでしょうか。

1. 重要な経済指標の
発表の前後

重要な経済指標の発表の前後の画像

注目度の高い経済指標ほど予想外の発表があると価格の変動が大きくなりやすく、発表前後にスプレッドが変動しやすくなることがあります。

経済指標の中でも雇用統計は特に注目度が高く、発表前は投資家も波乱を見据えて取引を手控え、様子見姿勢を取ることで流動性が低下します。
”待ち”の姿勢で指標発表まで取引を手控えていた投資家は、指標の結果を見て取引を再開します。

指標発表後は注文の急激な増加に加えて、価格が一方向に変動し一時的に取引の相手方が見つからなくなって流動性が失われることがあります。

インターバンク市場で顧客の取引を執行する為替ブローカーの中には、下手なレートでポジションを抱えてしまわない様にスプレッドを広げて対応する業者も出てきます。
彼らも市場では一人の市場参加者ですので、買い値以上の金額で売ることができなければ取引で損失となるのです。

インターバンクレートでスプレッドが広がると、FX業者のカバー先金融機関のスプレッドも広がり、そのレート変動をFX業者が吸収しきれなければ顧客レートにも影響が出てきます。

雇用統計以外にも相場変動の要因となる経済指標はあります。 詳細は経済指標カレンダーをご確認ください。

経済指標カレンダー

2. 突発的なイベント

突発的なイベントの画像

北朝鮮によるミサイル発射やテロ、米国大統領等の要人によるサプライズ発言でも価格の急変によりスプレッドに影響することがあります。

価格が急激に一方向へ動くと、注文が売りまたは買いのどちらかに偏り一時的に流動性が失われることがあります。

その様な相場環境では、インターバンク市場でどれくらい為替レートが変動するか検討もつかず、スプレッドを広げて相場を落ち着かせるのです。

3. 流動性の低い時間帯
(クリスマス・年始年末・取引参加者が少なくなる早朝の時間帯)

流動性の低い時間帯の画像

欧州・ロンドン市場やNY市場の時間帯は、一日の中でも取引参加者が多く流動性の高い時間帯です。
日本時間で16時~翌朝6時頃がその時間帯となり、中でもロンドン市場とNY市場の時間帯が重なる22時~翌2時の間はもっとも取引が多く流動性が高まります。

一方でNY時間が終わるとオーストラリアやニュージーランド市場が取引を開始しますが、世界中の大手金融機関が集まるロンドン・NYと比べると参加者は少なく、流動性は低下する時間帯です。

その為、NY市場が閉まるニューヨーク・クローズの日本時間で朝5時~8時までは、スプレッドが広がることがある時間です。

クリスマスや年末年始は、欧米の取引参加者が取引から離れる傾向が強く、とりわけ流動性が低くなりがちです。