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まず、なぜFXでは通貨ペアによってスプレッドが違うのかを説明する前に、スプレッドは何で発生するのかについてご理解いただく必要があります。
詳しくは「FXのスプレッドが発生する仕組み」 をご確認ください。
スプレッドがなぜ発生するのか分かったところで、本題の通貨ペアごとにスプレッドが異なる理由について説明していきます。
変動率と流動性の違い

通貨ペアごとにスプレッドが異なる理由は大きく分けて2つあります。
変動率と流動性の違いです。
米ドル円のようにインターバンク市場で取引され、どちらの通貨も需要が高く取引量も豊富な通貨ペアは、レートの変動も比較的安定しています。
突然値段が飛んでしまうリスクも低く、スプレッドは比較的狭い通貨ペアです。
米ドル円の他に、以下のクロス円通貨ペアも同様といえるでしょう。
- ユーロ
- 英ポンド
- 豪ドル
反対に取引量がそれほどなく需要も低い通貨の場合には、市場の流動性も低く欲しい値段で取引に応じる取引相手が見つかりにくいためスプレッドは高くなりがちです。