2020/6/24のドル円相場の考察

昨日(6月24日)のドル円相場は急騰。107円台を回復しました。東京市場のドル円は小動き。日経平均株価が上昇するなかでドル円は106.64円まで上昇するも、戻り売りに押されて、上値の重い展開となり106.38円〜106.64円で方向感のない値動きとなりました。欧州市場では動意に乏しく、106.46円〜106.64円の狭いレンジで推移しました。 NY時間に入ると、ドル円は急騰。米国の多くの州で新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることが嫌気されてダウ平均が一時540ドル超下落。投資家がリスク・オフの動きを強め、為替市場ではドル買いが優勢となり節目の107円を上抜け107.07円まで上昇しました。テクニカル（ドル円1時間足チャート）でみるとボリンジャーバンドでエクスパンションが発生し、バンドウォークを形成していることから強い上昇トレンドを示唆しています。なお、昨日記載したように106.60円近辺（6/18安値・6/19安値）をブレイクしたことで、106.60円近辺（6/18安値・6/19安値）〜107.20円近辺（6/17高値・6/23高値）で推移すると考えています。本日の注目しているレートは、上値107.20円と下値106.60円ですが、上値107.20円を上抜けるかに注目しています。