2016/4/14のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドMACDを表示しています。 昨日のドル/円相場は、日経平均株価の上昇を受け堅調に推移し109円半ばを回復しました。 しかし、上値では戻り売り意欲も強く伸び悩み、109円台前半での持合いが続きました。 海外時間に入ると、3月の米CPIが前月比0.1%の上昇にとどまり、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに慎重な態度を維持するとの観測が広がったこと、アトランタ連銀のロックハート総裁が早期の利上げに否定的な見解を示したことなどからドル売り、円買いが強まり、一時109円を割り込み108円90銭の安値をつけました。 熊本での地震報道直後にリスク回避の動きが優勢となったとの指摘もあります。 しかし、その後ラガルドIMF専務理事が「過剰な変動の場合、日本の介入が正当化される可能性がある」と発言したことや、原油や株式相場の回復を受けて円売りが再燃し、109円半ばまで上昇しNYを引けています。 テクニカルで見ると、MACDが一昨日に売り転換した後、昨日の上値保合いでも買い転換できず、海外市場でのドル安を先取りした形となっています。 ただし、ドル急落局面で、ボリンジャーバンドを下抜けたにもかかわらずバンドウォークが発言していないことからも、再び下方向へトレンドを作る力はなかったことが示唆されます。 NYの引けにかけてMACDが買い転換していることからも、本日もドルの下値は底堅く109円後半の戻り売り圧力の強さを試す展開が期待されます。

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