2016/4/15のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の日足一目均衡表RSIを表示しています。 先週のドル/円相場は、円売り介入の思惑が後退したことから、11日に107円63銭まで円高・ドル安に振れる場面があったものの、その後反発する動きとなりました。 主要産油国が増産凍結で合意するとの思惑で原油価格の下値不安が軽減されたことや、13日公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)で「製造業はほとんどの地区で伸びが拡大している」、「労働市場の状況は引き続き強い」などの見解が表明され米国経済への安心感が広がったことなどを背景にドル買いが進み、一時109円73銭までドルは値を戻しました。 しかし、週末には米3月鉱工業生産や4月ミシガン大学消費者信頼感指数は予想を下回ったことや、イラン石油相は17日に開かれる産油国の会合に出席しないと報じられたことから、リスク回避のドル売りが優勢となり、109円を割り込んで週を越えています。 また、週末のG20では「為替に関し緊密に連携するとの合意を維持し、通貨の競争的な切り下げを回避する」とのコミットメントが再確認されたことや、ルー米財務長官が「為替相場は秩序的だ」と発言したことなどから日本政府が為替介入で円安を誘導するのが難しくなったとの指摘も出ており、週明けのスタートは週末NY引けから一段下がった水準でスタートしています。 テクニカルで見ると、先週はドルの戻りを試したものの、3月29日の高値から4月11日の安値までの下落幅の38.2%戻しである110円水準の上値抵抗に抑えられた形となっています。 週明けは窓を開けてスタートしているため、この窓を埋める動きが期待されていますが、その後はドルが大きく戻る形にはなく下値保ち合いが続く可能性が高いように思われます。

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