2019/5/9のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2019/04/22)(PDF)

デイリーレポート

5月9日のドル/円相場は、トランプ大統領がフロリダ州での演説で、「中国は通商協議でディールを破った」と発言したことを受け、ドルの上値の重い動きが続きました。 ただし、東京時間では本邦実需の買いなどに支えられ、日経平均の大幅安にも関わらず、ドルは下げ渋り、下値も限定されていました。 欧州時間に入ると、ドル売り圧力が強まり、一時3月25日の安値109円70銭を下抜けました。この時の下値は109円60銭までで、前回安値を抜けた割には売りが加速していない印象です。 NY時間に入ると、米株が大幅安で始まる中、米国債市場で3ヵ月物と10年物が、一時的に3月以来の逆イールドを示したことがドル売りを誘発、109円47銭まで下落しました。 価格的には欧州時間の安値を更新したものの、RSIは欧州時間安値時を上回っており、ドルの下押しに限りがあることが示唆されています。 その後、トランプ米大統領が記者団に中国の習近平国家主席から協力姿勢を示す書簡を受け取ったことを明かし、米中合意について「可能性がある」との見方を示したことからドルの買い戻しが見られ、109円75銭水準でNYを引けています。 本日は、東京時間13時に中国に対する関税引き上げが予定されており、これが実施されるかが注目されます。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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