2015/11/19のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドMACDを表示しています。 昨日のドル/円相場は、東京午前の取引では日本の10月の貿易収支が、市場予想の2,920億円の赤字のところが予想に反して7カ月ぶりの黒字となる1,115億円の黒字となったものの、市場の反応は限定的で123円台半ばでの推移となりました。 その後正午過ぎに、日銀が金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定したと伝わると、 ドルは123円前半に下落する動きとなりました。 MACDは朝方から既に売り転換しており、ドルの上値の重い動きとなっていましたが、この流れでボリンジャーバンドを下抜けたものの、強い勢いはなくバンドウォークには繋がりませんでした。 欧州時間に入ってもドルの上値は重く、じりじりと値を消す動きを続けました。 利益確定のドル売りが優先する地合が続いたと指摘されます。 NY時間に入ると、原油が一時40ドルを割り込んだため、世界経済への懸念が広がり、リスク回避ムードが浮上し円買いが継続、一時122円63銭まで下落しました。 NYの引けにかけては、ドルのショートカバーも入り122円後半まで値を戻しています。 MACDを見ても買い転換する動きとなっており、ドルの下値も硬くなってきそうです。 今週の注目材料であった米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、日銀金融政策決定会合を波乱なく通過し、ドル/円は調整を挟みながらのドル高トレンドの継続が見込まれています。 ただし、本日は海外市場も含めて、手がかりになりそうな材料は乏しく、123円水準を中心とした取引が予想されます。

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