2018/8/3のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/07/30)(PDF)

デイリーレポート

先週末(8月3日)のドル/円相場は、東京から欧州序盤にかけては米雇用統計を控え手控えムードながら、111円後半で底堅い動きを続けました。 この動きの中ボリンジャーバンドを上抜けましたがバンドウォークは発生せず、またRSIも切り下がっておりドル反落の可能性を示すものとなっていました。 その後、ポジション調整のドル売りが優勢となり、徐々にドルは軟化、さらにNY時間序盤の米雇用統計が発表されると、ドルは一段安となりました。 米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比で15万7000人増と市場予想(19万人増程度)ほど伸びなかったためドル売りに反応したものと考えられます。 ただし、非農業部門雇用者数は5月と6月分は上方修正され、さらに失業率は3.9%に低下したことから米国の労働市場は引き締まった状態で、年内あと2回の米利上げ観測にも変化はありません。 中国政府が液化天然ガスや小・中型の航空機など5207品目600億ドルの米国製品に報復関税を課すと発表し、米中貿易摩擦が激化するとの懸念もドルの上値を抑えたとの指摘もあります。 米雇用統計発表後のドルの安値は、111円11銭で、111円30銭水準まで値を戻して週を越えています。 今週は、米中貿易摩擦の悪化懸念に加え、不安定な中国株や日米通商協議などドル圧迫要因が続くとの見方が強く、ドルの下値リスクに警戒が必要かもしれません。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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