2018/7/11のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/07/09)(PDF)

デイリーレポート

7月11日のドル/円相場は、NY時間終盤にトランプ米政権が追加で2000億ドル相当の中国製品に10%の関税を適用する方針を明らかにしたことを受けたドル安の流れを引き継ぎ、110円後半での取引で始まりましたが、急速な円買いが一巡すると午前10時過ぎからドルはじりじりと反発し、111円台を回復する動きとなりました。 その後はNY時間まで、111円前半で方向感のない動きが続きました。 NY時間に入ると、序盤に発表された6月の米卸売物価指数(PPI)が前月比0.3%上昇、前年比では3.4%上昇と、2011年11月以来の大幅な伸びとなり、これを受けて利上げペースが加速するとの思惑にドル買いが優勢となり、一気に112円台を回復、一時112円17銭と1月中旬以来ほぼ半年ぶりのドル高水準まで上昇しました。 この上昇では、ボリンジャーバンドの上抜けと、明確なバンドウォークの形成が確認できます。 ただし、価格の高値更新にかかわらず、RSIは前日の高値を更新することができておらず、やや上値が詰まってきている印象となっています。 米中間の貿易を巡る緊張が高まっているほか、米金利が低下し株価が下落する中で特段の手がかりがないままドル買いが続いていることに違和感を持つ市場参加者もあり、久々の高値圏で戻り売りがどの程度強まるかを確認したいという指摘もあります。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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