2018/4/5のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/04/02)(PDF)

デイリーレポート

4月5日のドル/円相場は、一貫してドルが底堅く推移する展開となりました。 東京時間こそ107円水準が重く、107円台を維持できない動きでしたが、海外市場ではしっかりと107円台を回復しています。 NY序盤に発表された米経済指標は、新規失業保険申請件数(※1)が24.2万件と市場予想を上回り、1月第1週以来の高水準に増加したものの、同時に発表された2月の米貿易収支が576億ドルの赤字と赤字額が市場予想を上回り、2008年10月以来の高水準に拡大したという内容となり、市場への影響はあまりありませんでした。 その後、ナバロ国家通商会議委員長やクドロー米国家経済会議委員長が米中貿易論争で米国と中国が合意に至るとの楽観的な見解を示したことでドル買いが優勢となり、一時107円49銭の高値を付けました。 米国株式の上昇や米国債利回りの上昇がリスク回避姿勢を後退させたこともドル高の要因となったとの指摘もあります。 ただしテクニカルで見ると、価格は海外市場まで一貫して上昇しているものの、RSIは東京時間に高値を付け、その後軟調に推移しており、ダイバージェンスを形成していることから、さらなる高値追いには注意が必要といえます。 また、本日は米雇用統計やFRBパウエル議長の講演を控え、様子見姿勢が強まる可能性も考えられます。 ※1.新規失業保険申請件数とは 新規失業保険申請数とは、失業した人が新しく失業保険給付を申請した数のこと。失業した人が初めて失業保険給付を申請した件数を集計するため、米国の雇用情勢など景気の動きを表し、景気先行指数にも採用される。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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