2018/3/2のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2018/02/26)(PDF)

デイリーレポート

3月2日のドル/円相場は、終始ドル軟調な動きが続きました。 東京朝方から日本株安をにらみながら106円前半でドルの頭の重い動きを続けていましたが、黒田日銀総裁が国会で行った所信の表明と質疑の中で、金融緩和を縮小する「出口政策」について、現時点で見通している「2019年度ごろ」に物価が目標とする2%に達すれば「出口を検討、議論していくことは間違いない」と述べたことをうけ、円買い圧力が強まり106円を割り込む動きとなりました。 その後もドルは軟調な動きを続け、さらに欧州終盤にトランプ大統領がSNSを通じ、貿易戦争は良いもので、簡単に勝てると述べると、ドルは一気に105円25銭と、2016年11月10日以来の安値に下落しました。 テクニカルで見ると、MACDが前日海外市場で売り転換して以降、一貫して売りサインを続けており、東京から欧州時間のドル売りを支持する形となっていることがわかります。 NY終盤では、米国債利回りが上昇基調で推移したため、ドルのショートカバー(※1)で105円70銭水準まで値を戻し、同水準でNYを引けています。 今週は、米国の関税問題や日米の金融政策の行方など政策への思惑に市場が振り回される可能性が高いと思われます。 また、週末に米雇用統計も控えており、荒れた相場になるリスクは意識しておきたいところでしょう。 ※1.ショートカバーとは 売り(ショート)ポジションを決済すること。値下がりを期待した空売りなどの売りの持ち高を取っていた金融資産を買い戻すこと。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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