2016/2/8のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIを表示しています。 昨日のドル/円相場は、朝方には日経平均株価が一時200円安付近でもみ合う展開となり、ドルの上値も重く小動きに留まりましたが、正午にかけて株価がプラス圏に浮上すると、117円半ばまで上昇する動きとなりました。 この間、ボリンジャーバンドのアッパーバンドに絡みながらの動きでしたが、ロアーバンドが上下しており、明確なバンドウォークは観察できない形といえました。 欧州時間に入ると、欧米株の大幅下落を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まり、さらにNYが参入すると、米原油先物価格は一時約3%安となり、1バレル=30ドルの大台を割り込んで3営業日連続の下げとなったことや日銀が打ち出したマイナス金利政策の効果に懐疑的な見方が広がり、安全資産とされる円が買われ一時は115円17銭前後と2014年11月12日以来、ほぼ1年3カ月ぶりの安値をつけました。 その後は、NY引けにかけてショートカバーで115円台後半まで値を戻しています。 この下落の流れで、ボリンジャーバンドのアッパーバンドに絡んでいた相場は、逆にロアーバンドを下抜け、下方向への強いバンドウォークを示現しています。 日足で見ても、1月20日の直近安値を下抜けており、底割れ懸念が高まっています。 マーケットでは115円~125円を「黒田レンジ」として意識しており、この下限である115円を維持できるかが注目されます。

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