2016/2/5のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の日足一目均衡表RSIを表示しています。 先週のドル/円相場は、117円割れまで反落し、日銀のマイナス金利導入で上昇した分を帳消しにして下値を広げる動きとなりました。 弱い米非製造業景況指数や米金融当局者の発言で米利上げ見通しが一段と後退し、ドルが大きく売られたことも背景となったと指摘されます。 また、週末の米雇用統計は非農業部門雇用者数は前月比+15.1万人にとどまり、市場予想の+19万人程度を下回ったことで、ドル/円は一時116円30銭まで売り込まれておりドルの下値不安が高まる形となっています。 テクニカルで見ると、先行スパンの雲に上値を止められた形となっており、また遅行スパンも陽転が騙しに終わっていることからもう一段のドル安が懸念される形となっています。 ただし、遅行スパンとローソク足の関係では今週は相場が横ばいに推移する可能性が示唆されており、更なるドル売りには躊躇する状況となっています。 また、RSIを見ると価格が1月末の水準まで下落しているもののRSIの下げは僅かであり、価格だけが過度に下落している可能性が考えられ、ドルの調整的な反発が期待されます。 今週は、10日・11日にイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が行われ、市場ではFRBの金融政策の行方に関するイエレン議長の発言内容に関心が集まっています。 議会証言の内容次第で、相場はもう一段大きな波乱が起こる可能性もあり注意が必要かもしれません。

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