2017/8/10のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/08/07)(PDF)

デイリーレポート

先週末のドル/円相場は、東京市場が休場のなか、ドルの上値の重い動きが続きました。 北朝鮮の米領グアム周辺へのミサイル発射計画に対し、トランプ米大統領は報復を示唆したことから、10日の欧米諸国の株式相場は全面安の展開となり、円買いが活発となった流れを受けて109円を割れる展開となりました。 その後は、109円を挟んで方向感のない動きが続きましたが、NY時間に発表された米国の7月消費者物価コア指数が前年比 1.7%で市場予想と一致したものの、前月比の伸び率は市場予想を下回ったことで年内追加利上げ観測が後退、一時108円74銭の安値をつけました。 ただし、その後はすぐに反発し109円40銭の高値をつけ、東京スタートと同じ109円20銭水準でNYを引きえています。 消費者物価指数発表前後の上下動でボリンジャーバンドの下限、上限にそれぞれタッチしにいったものの、どちらもバンドウォークには繋がらず明確な方向性がつかめない動きとなっています。 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐり米朝間の対立は激化しつつあり、軍事衝突に発展する可能性がドルの上値を抑えていてドル安の流れが続いているものの、米連邦準備制度理事会(FRB)によるバランスシートの早期縮小予想がドルの下支え要因となっており、一段のドル下値追いはリスクが高いように思われます。 今週は、米7月小売売上高などの主要経済指標を確認し、米金融政策の今後の方針を見極める必要がありそうです。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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