2016/1/22のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の日足一目均衡表RSIを表示しています。 先週のドル/円相場は、原油安・各国株安によるリスク回避意識の強まりから下押し圧力が強まり、一時昨年1月16日以来の115円台をつける動きとなりました。 年初から日経平均株価の下落が止まらず、投資家心理が冷え込んだことが大きな要因となったと指摘されます。 しかし、週後半で原油価格が反発し、週末には日経平均が900円超の上昇をしたことを受けドル/円も反転し、118円台後半まで値を戻して週を越えています。 テクニカルで見ると、先週は価格が下値を更新するなか、RSIは下値を切り上げており、相場反発の可能性を示唆していたことがわかります。 もっとも、一目均衡表では先行スパンの雲ははるか上に位置し、転換線は基準線を下回っており、遅行スパンもローソク足を下回る動きで、ドルの軟調さがはっきりとしています。 短期的な反発はあったとしても、ドルの大きな上昇は難しい形といえそうです。 今週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀金融政策決定会合、米国の第4・四半期実質国内総生産(GDP)の発表など、主要イベントが目白押しとなるなか、ドルの下値リスクに警戒が必要だとみられています。 26・27日開催の米FOMCでは、これまで底堅かった米経済指標の予想比下振れが相次ぐなか、声明でハト派的なニュアンスが強ければ、ドル売りを誘発する可能性があるとの声が聞かれます。 また、日銀の追加緩和への期待が高まっており、株価次第ではあるものの、緩和見送りの場合の円高リスクが意識されるところとなっています。

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