2017/4/7のドル円相場の考察

「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略

最新のウィークリーレポートはこちら(2017/4/3)(PDF)

デイリーレポート

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。 昨日のドル/円相場は、東京時間朝方は110円台後半で底堅く推移していたものの、午前10時過ぎ、米軍がシリア軍基地を巡航ミサイルで攻撃したとの報道が伝わると、ドル売り・円買いが進行し、一時110円13銭まで下落しました。 この動きでボリンジャーバンドを下抜けましたが、110円の節目を割り込まなかったことから買戻しが入り、バンド下抜けは一過性の動きにとどまりました。 欧州時間では、地政学リスクを受けての円買いは一服となり、ドルはじりじりと値を戻す動きとなりました。 NY時間では、注目の米雇用統計で非農業部門雇用者数が9.8万人増と市場予想を大きく下振れたことを受けてドル売りに反応し110円14銭まで下落しました。 しかし、シリア攻撃報道を受けても割り込み切れなかった110円の大台がまたも維持される格好でドル/円の下げが止められたことから、ドルの買戻しが優勢となり、さらにNY連銀のダドリー総裁が「バランスシート縮小は今年終盤か来年始めに開始する。バランスシート縮小にともなって利上げを休止した場合でも、その期間は極めて短いものになる」などと発言したこともドルを支援する材料となり、111円台を回復する展開と、ドルが強含む流れで週を越えています。 このドルの上昇を受けてボリンジャーバンドの上抜けを達成しましたが、下方向に振られたあとの上抜けであり、強いバンドウォークを作るには至っていません。 先週末は、米軍によるシリア攻撃、予想を大きく下回る非農業部門雇用者数と二度の大きなドル売り円買い材料にも110円の大台が維持されたことで、ドルの下値の底堅さが意識されたといえるでしょう。 ※チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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