FXドル円予想レポート(2025/12/22)

先週末(12月19日)のドル円相場

先週末(12月19日)のドル円は、大幅反発。 日銀会合にて0.75%への利上げを決定したものの、声明や植田日銀総裁の発言を受け、利上げの継続観測が後退し、157.77円まで上昇しました。 東京市場は上昇。 日銀はこの日の会合で政策金利を30年ぶりの高水準となる0.75%に引き上げることを決定。声明では、「緩和的な金融環境は維持される」、「リスク要因のわが国経済・物価への影響、十分注視する必要がある」などと早期利上げに慎重な発言と受け止められ、ドル買い円売りが優勢となり156.15円まで上昇しました。 欧州市場は続伸。 植田日銀総裁は会合後の記者会見で「中立金利の推計、相当なばらつきがあり前もって特定は難しい」「利上げ余地は経済・物価・金融への影響をチェックして判断」などと発言し、日銀による早期利上げ観測が後退し、ドル買い円売りが優勢となり、157.40円まで上昇しました。 NY市場は下値が堅い。 片山財務相が「一方向で急激な動きがこの半日、この数時間明らかにあるので憂慮している」、「行き過ぎた動きには適切に対応する」との円安けん制発言を受け、一時156.94円まで下落したものの、157円割れでは押し目買い意欲も旺盛で、11月20日以来の高値となる157.77円まで反発しました。 ==========================

本日(12月22日)のドル円予想

4時間足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。 日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きに転じており、上昇示唆しています。 なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており上昇を示唆しています。 以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。 ※チャートは、ドル/円の4時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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