FXドル円予想レポート(2025/11/10)

先週末(11月7日)のドル円相場

先週末(11月7日)のドル円は、上昇。 米上院民主党が医療保険制度(オバマケア)への補助金の1年延長を提案したことが伝わると、政府機関の閉鎖解消期待の高まりを受け、ドル買い円売りが優勢となり、153.59円まで上昇しました。 東京市場は下値が堅い。 序盤に152.82円まで下落したものの、週末の仲値に絡んだ実需のドル買い円売りが優勢となり、153.30円まで反発しました。日経平均株価が一時1000円超の下げ幅を記録すると、一転ドル売り円買いが優勢となり152.97円まで下落しましたが、日経平均株価が上昇に転じ、下げ幅を縮めたことを受け、153.36円まで値を戻す展開となりました。 欧州市場は下落。 時間外の米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、153.53円まで上昇したものの、欧州株相場の軟調推移を背景としたリスク回避のドル売り円買いが優勢となり、153.02円前下落しました。 NY市場は下値が堅い。 序盤に米10年債利回りの上昇とともに153.47円まで上昇したものの、11月米ミシガン大学消費者態度指数(予想54.0 結果50.3)の弱い結果を受け、一転ドル売り円買いが優勢となり、153.01円まで下落しました。その後、米上院民主党が医療保険制度(オバマケア)への補助金の1年延長を提案したことが伝わると、政府機関の閉鎖解消に向けた期待の高まりを受けドル買い円売りが先行。日通し高値となる153.59円まで上昇しました。 ==========================

本日(11月10日)のドル円予想

4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。 日足ボリンジャーバンドは、中心線が横ばいから上向きに転じており、上昇を示唆しています。 なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており上昇を示唆しています。 以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。 ※チャートは、ドル/円の4時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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