FXドル円予想レポート(2025/10/31)

昨日(10月30日)のドル円相場

昨日(10月30日)のドル円は、2日続伸。 日銀による早期利上げ観測の後退を受け、ドル買い円売りが優勢となり、2月13日以来の高値154.44円まで上昇しました。 東京市場は下落後に上昇。 日経平均株価の軟調推移を背景としたドル売り円買いが優勢となり、152.17円まで下落したものの、日銀金融政策決定会合にて、「通商政策の影響巡る不確実性はなお高い」としたうえで、市場予想通り政策金利の据え置きが決定。早期利上げ観測が後退し、一転ドル買い円売りが優勢となり、153.13円まで上昇しました。 欧州市場は上昇。 植田和男日銀総裁は記者会見にて、「利上げの是非やタイミングは現時点では予断持っていない」、「緩和度合い調整にはもう少しデータ等確認したい」と今後の利上げに慎重な姿勢が伝わると、ドル買い円売りが加速。154.17円まで上昇しました。 NY市場は続伸。 日銀による早期利上げ観測の後退を受け、ドル買い円売りが優勢となり、2月13日以来の高値154.44円まで上昇しました。ただ、2月12日の高値154.80円が意識されると買いも続かず、利食い売りに押され154.02円まで下落しました。 ==========================

本日(10月31日)のドル円予想

4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きでエクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。 日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きですが、 2σ・ 3σが収斂しており上値の重い展開が予想され、もみ合いを示唆しています。 なお、週足ボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており上昇を示唆しています。 以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。 ※チャートは、ドル/円の4時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2025/10/27)(PDF)

記事一覧

古い記事

テクニカル分析チャート講座

FXブロードネットでは、取引ツールに搭載しているものを中心にテクニカルチャートの基本的な見方と使い方をご紹介します。

プライスアクション

プライスアクションの基本法則や9つの各プライスアクションをそれぞれ動画や図解と共にご紹介します。

FXドル円予想レポート

ドル円の前日の為替相場の動きを、各テクニカルで検証します。

[動画でわかる]山中康司のボリンジャーバンド実践的手法

ボリンジャーバンドについて、全6ステップの動画で山中康司がわかりやすく説明いたします。

関連情報