昨日(10月16日)のドル円相場
昨日(10月16日)のドル円は、3日続落。
米経済指標の予想を大幅に下回る結果を受け、米10年債利回りの低下とともに150.22円まで下落しました。
東京市場は底堅い。
田村日銀審議委員による「利上げを判断するべき局面にきている」との発言を受け、日銀による早期利上げ観測が台頭し、150.52円まで下落したものの、日経平均株価の堅調推移を背景としたドル買い円売りが優勢となり、151.19円まで反発しました。
欧州市場は、上値が重い。
日経平均株価の連日堅調な推移を続けていることでリスク選好のドル買い円売りが優勢となり、151.39円まで上昇したものの、米中の貿易摩擦激化への懸念から買いも続かず、151.17円まで下落する展開となりました。
NY市場は下落。
米10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想10.0 結果-12.8)の予想を大幅に下回る結果を受け、米10年債利回りが4月7日以来の低水準まで低下したことで、ドル売り円買いが優勢となり、150.22円まで下落しました。
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本日(10月17日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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