昨日(10月13日)のドル円相場
昨日(10月13日)のドル円は、反発。
先週末に米中貿易摩擦への懸念が台頭し、151.04円まで急落したものの、週明けトランプ米大統領の発言を受け、リスク回避姿勢が後退し、152.45円まで上昇ました。
東京市場はもみ合い。
先週末トランプ米大統領が「米国は11月1日から中国に100%の追加関税を課す」との考えを示したと伝わると、151.04円まで急落。
ただ、週明けの東京市場が祝日休場ということもあり、151.75円〜152.28円と53銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、上値が重い。
トランプ米大統領の「米国は中国を助けたいのであって、傷つけたいわけではない」との見解が伝わると、米中対立へのリスク回避姿勢が後退し、152.45円まで上昇したものの、利食い売りに押され151.98円まで下落しました。
NY市場は上昇。
ベッセント米財務長官による「米中首脳会談は予定通り行われると思う」、「中国政府が9日にレアアースの輸出規制を公表して関係が悪化したが、その後の対話再開でかなり緊張が緩和した」との発言から、米中貿易摩擦の緩和期待の高まりを受け、152.44円まで上昇したものの、欧州高値152.45円が意識されると買いも続かず、米国が祝日休場とあってポジション調整目的の売りに押され、152.20円まで下落する展開となりました。
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本日(10月14日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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