昨日(10月9日)のドル円相場
昨日(10月9日)のドル円は、6日続伸。
要人発言の内容に揺さぶられる中、米10年利回りの上昇とともにドル買い円売りが優勢となり、2月13日以来約8か月ぶりの高値となる153.23円まで上昇しました。
東京市場はもみ合い。
152.41円〜152.76円と35銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
欧州市場は、上値が重い。
自民党の高市新総裁の金融緩和に積極的なスタンスをにらんだドル買い円売りの流れは根強く、前日高値の152.99円を上抜けて153.21円まで上昇しました。ただ、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁による「年内のさらなる利下げを支持」、「雇用減速に注意が必要」との発言を受け、米早期利下げ観測が台頭し、152.48円まで下落しました。
NY市場は上昇。
高市自民党総裁が「私の立場で利上げそのものについて発言すべきでない」、「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」、「財政健全化が必要ではないと言ったことは一度もない」と発言したことを受け、ドル売り円買いが優勢となり、152.10円まで下落しました。その後、米10年利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、2月13日以来約8か月ぶりの高値となる153.23円まで上昇しました。
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本日(10月10日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きで、エクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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