昨日(9月23日)のドル円相場
昨日(9月23日)のドル円は、3日続落。
米早期利下げ観測の高まりを受け、ドル売り円買いが優勢となり、147.47円まで下落しました。
東京市場は、下値が堅い。
本邦が祝日休場で市場参加者が激減する中、米利下げ観測は根強く、ドル売り円買いが優勢となり、147.61円まで下落しました。ただ、日経平均先物が祝日取引で上昇したことを背景に一転ドル買い円売りが優勢となり、147.86円まで値を戻しました。
欧州市場は、下落後に反発。
米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、147.51円まで下落したものの、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控え、ポジション調整目的のドル買いから147.79円まで上昇しました。
NY市場は下落。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が、次回(10月28-29日)の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを支持するか言及しなかったことを受けて147.92円まで上昇したものの、「短期的なインフレへのリスクは上方向、雇用へのリスクは下方向に傾いており、厳しい状況だ」と発言し、早期利下げに含みを持たせたことを受け、一転147.47円まで反落しました。
==========================
本日(9月24日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっていますが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいで±2σが平行で推移していることから、もみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/9/22)(PDF)