先週末(9月19日)のドル円相場
先週末(9月19日)のドル円は、往って来い。
日銀金融政策決定会合で市場予想通り政策金利を現行の0.50%据え置きを発表したが、2名の審議委員が0.75%への利上げを支持したこととの報を受け、ドル売り円買いが加速し、148円近辺から147.20円まで急落しました。
その後、植田和男日銀総裁の早期利上げに慎重な姿勢が伝わると、ドル買い円売り優勢に転じ、148円台を回復し、海外時間は147.80円から148.25円でもみ合いとなりました。
東京市場は急落。
日銀金融政策決定会合を控え、午前中は147.84円〜148.11円と狭いレンジでのもみ合いとなりました。
午後に日銀が政策金利を0.50%で市場予想通り据え置きを発表後に政策維持を決定したものの、2名の審議委員が0.75%への利上げを主張したことが伝わると147.20円まで急落しました。ただ、147円前半では押し目買い意欲も旺盛で、147.57円まで値を戻しました。
海外市場は上昇。
植田和男日銀総裁は、定例会見で、「今後の金融政策、もう少しデータを見たい」、「経済の下振れリスク、そこそこある」などと発言し、追加利上げ時期について言及しなかったことからドル買い円売りが優勢となり、148円台を回復。NY勢参入後は米10年債利回りの上昇を受け、9月8日ぶりの高値148.28円まで上昇しました。その後は伸び悩み、147.80円まで反落し、引けにかけて147.90円台でもみ合いとなりました。
==========================
本日(9月22日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きで、上昇を示唆しています。日足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな上昇となっているものの、±2σが平行で推移し、もみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が上向きとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2025/9/15)(PDF)