昨日(9月11日)のドル円相場
昨日(9月11日)のドル円は、下落。
米CPIの結果を受け、ドル買い円売りが優勢となり、148.16円まで上昇したものの、米雇用指標の弱い結果に146.99円まで下落しました。
東京市場は底堅い。
序盤に147.28円まで下落したものの、「高市氏が自民党総裁選への出馬意向を岸田前首相に伝達」との一部報道が伝わると、日銀の利上げ否定派の高市氏が総裁選に出馬することを受け、日銀の利上げ観測が後退し、147.58円まで上昇しました。
欧州市場は上昇。
東京市場の流れを引き継ぎ、欧州勢はドル買い円売りで参入。米8月消費者物価指数(CPI)の発表を控えたポジション調整目的のドル買いにより147.98円まで上昇しました。
NY市場は下落。
米8月消費者物価指数(CPI)では、前月比(予想0.3% 結果0.4%)が予想を上回ったことを受け、ドル買い円売りが優勢となり、148.16円まで上昇しました。
ただ、同時刻に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことで一転ドル売りが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに日通し安値となる146.99円まで下落しました。
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本日(9月12日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きに転じており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいから上向きに転じており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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