昨日(9月9日)のドル円相場
昨日(9月9日)のドル円は、底堅い。
日銀の早期利上げ期待から146.31円まで下落したものの、米10年債利回りの上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、147.46円まで上昇しました。
東京市場は下落。
朝方147.55円まで上昇したものの、前場で史上最高値を更新した日経平均が後場に入って下げに転じたことを受け、ドル売り円買いが優勢となり、146.85円まで下落しました。
欧州市場は、上昇後に反落。
序盤に146.82円まで下落したものの、146円台では押し目買い意欲も旺盛で、147.33円まで上昇しました。その後、「日銀は政治混迷でも年内の利上げを排除しない」との一部報道を受けて、日銀の早期利上げ期待から円買いドル売りが優勢となり、146.31円まで下落しました。
NY市場は上昇。
米雇用統計の年次改定で、2025年3月までの1年間の雇用者数が91.1万人の下方修正になることが公表されたことを受けて一時146.52円まで下落したものの、軟調推移だった米10年債利回りの反発を背景としたドル買い円売りが優勢となり、147.46円まで上昇しました。
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本日(9月10日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいから上向きに転じており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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