昨日(9月3日)のドル円相場
昨日(9月3日)のドル円は、4日ぶりに反落。
日本の政局不安の高まりを受け、8月1日以来の高値となる149.13円まで急伸したものの、米雇用関連指標の弱い結果を受け、147.89円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
序盤に148.28円まで下落したものの、前日から続く日本の政局不安にかかわるドル買い円売りから、148.92円まで上昇しました。ただ、前日高値148.94円が意識されると買いも続かず、日経平均株価の軟調推移を背景としたドル売り円買いが優勢となり、148.49円まで下落する展開となりました。
欧州市場は上昇後に反落。
自民党・党4役が辞意を表明したことが伝わると国内政局不安の高まりを受け、8月1日以来の高値となる149.13円まで急伸したものの、利食い売りに押され、すぐに148.44円まで下落しました。
NY市場は下落。
序盤に148.79円まで上昇したものの、米7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数(予想737.8万件 結果718.1万件)の市場予想を下回る弱い結果を受け、ドル売り円買いが優勢となり、米10年債利回りの低下とともに147.89円まで下落しました。
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本日(9月4日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな上向きとなっており、上昇を示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいから上向きに転じており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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