昨日(8月11日)のドル円相場
昨日(8月11日)のドル円は、2日続伸。
米中貿易摩擦への懸念が後退し、リスク選考のドル買い円売りが優勢となり、8月1日以来の高値となる148.25円まで上昇しました。
東京市場は、下値が堅い。
祝日休場となる中、朝方に147.78円まで上昇したものの、ボウマンFRB副議長が、最近の軟調な雇用指標を受けて、「年内3回の利下げが適切」との見解を示すと米早期利下げ観測が台頭し、147.43円まで下落しました。ただ、日経平均先物が底堅く推移したことを背景にドル買い円売りが優勢となり、147.53円まで下げ渋る展開となりました。
欧州市場は上昇。
時間外の米10年債利回りの低下を受け、ドル売り円買いが優勢となり、147.39円まで下落したものの、翌日(8/12)の7月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ポジション調整目的のドル買い円売りから、147.94円まで上昇しました。
NY市場は続伸。
「トランプ米大統領は中国に対する関税措置の停止を90日間延長する大統領令に署名した」との一部報道を受け、米中貿易摩擦への懸念が後退し、リスク選考のドル買い円売りが優勢となり、8月1日以来の高値となる148.25円まで上昇しました。
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本日(8月12日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が上向きでエクスパンションを形成しており、強い上昇を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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