昨日(8月7日)のドル円相場
昨日(8月7日)のドル円は、続落。
米早期利下げ観測の高まりから、ドル売り円買いが優勢となり、146.69円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
序盤に147.16円まで下落したものの、日経平均の上昇を背景としたドル買い円売りが優勢となり、147.71円まで上昇しました。ただ、米早期利下げ期待のドル売りから147.22円まで下落する上値の重い値動きとなりました。
欧州市場は、下落後に反発。
米早期利下げへ期待からドル売り円買いが優勢となり、146.69円まで下落したものの、8/5安値146.62円が意識されると一転ドル買い円売りが優勢となり、147.49円まで値を戻しました。
NY市場は下落。
前週分の新規失業保険申請件数(予想22.1万件 結果22.6万件)の弱い結果を受け、147.03円まで下落したものの、米6月卸売売上高(予想0.1% 結果0.3%)が予想を上回る結果となったことで、一転ドル買いが優勢となり、 147.58円まで上昇しました。
ただ、トランプ米大統領による「FRB理事候補にミラン大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を選出した」との発言が伝わると、パウエルFRB議長に対する利下げ圧力を強める姿勢が鮮明になったことを受け、ドル売りが優勢となり146.94円まで下落する展開となりました。
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本日(8月8日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは、中心線が下向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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