先週末(8月1日)のドル円相場
先週末(8月1日)のドル円は、3日ぶりに大幅反落。
米雇用統計の市場予想を下回る結果を受け、ドル売り円買いが優勢となり、7月25日以来の安値となる147.25円まで下落しました。
東京市場は、上値が重い。
仲値に向けた実需のドル買い円売りから、前日高値の150.83円を上抜けて150.91円まで上昇したものの、大台の151円を手前に買いも続かず、米雇用統計を控えたポジション調整目的の売りに押され、150.42円まで下落しました。
欧州市場は、もみ合い。
米雇用統計の発表を控えて、150.29円〜150.64円の35銭幅で方向感を欠いた値動きとなりました。
NY市場は、大幅下落。
米7月雇用統計では、非農業部門雇用者数(予想11.0万人 結果7.3万人)が弱い結果となったことや、過去2か月分が計25.8万人下方修正されたことを受け、148.98円まで急落。その後発表された米7月ISM製造業景況指数(予想49.5 結果48.0)が市場予想を下回る結果だったことでドル売りが加速し、米10年債利回りの低下とともに147.25円まで下落しました。
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本日(8月4日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きで、エクスパンションを形成しており、強い下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が上向きですが、バンド幅が収斂しており、もみ合いを示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が穏やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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